道路

どこへ向かうにしてもどうやって移動するにしても、家から出たら必ず使わなければならないのが “道”。
私道・公道・畦(あぜ)道、国道、いろんな道があります。
地図が好きな私は平面上に面に描かれた絵面上の道を辿るだけでワクワクしたりします。
共感していただける方は多いのではないかと。
最近ではお馴染みのWeb上でのMap。
あまり意識して見ていないと思うのですが、大体どのサイトでも一般的な道路はグレーです。太さや濃さで幹線道路を表したり、幹線道路だけ目立つ色に変えるなどのメリハリはありますが、舗装された道路が一般的な現代では道路はグレーにしておいた方がわかりやすのでしょう。
やはりイメージというのは大事ですね。
道路と聞くと一般的には舗装路でしょうけれども、道 と言われると色んなイメージが膨らむ。そんな気がします。
道路法

まずは一般的な道路。日本においては個人、法人の管理する道路以外基本的には、「道路法」という法律に基づいて管理されています。
その、第一条に
「この法律は、道路網の整備を図るため、道路に関して、路線の指定及び認定、管理、構造、保全、費用の負担区分等に関する事項を定め、もって交通の発達に寄与し、公共の福祉を増進することを目的とする。」と、うたわれています。
面倒くさいので簡単にいうと、交通ネットワークを構築し維持する。そのためにこと細かく決め事を記している、ということなんですね。
そのおかげで みんなが便利に安全に使うことができる、ということでしょうか。
ちなみに、道路交通法は自動車等、乗り物が安全に走るためのルール。
日本では自動車運転免許証は基本的には道路法に準拠しています。さらに日本国以外との免許の関連性は主にジェネーブ条約で決められてます。ちょっと意外ですが、それはまた別の機会に。
道路法に入らない道路

私道は個人の道路なわけでして、道路法に従う必要がないわけです。
私道以外にも
都市計画道路:都市計画法に基づく都市計画の一環として計画・整備される道路のことで、建設される と道路法に基づく道路として維持管理されます
農道:土地改良法・農用地開発公団法に基づき計画・整備される農免道路、広域農道と呼ばれる道路の ことです
林道:森林法・林業基本法・森林開発公団法に基づく道路のことです
その他にも、漁港漁場整備法・港湾法による漁港施設道路、臨港道路などや、鉱業法、自然公園法、都 市公園法、そして道路運送法による道路もあります。
道路だけでこんなに法律があるとは思いもよりませんでした。
1,283,725.6 km

道路法に則った道路の長さ。
◆日本の道路総延長(令和3年3月31日現在)
実延長 1,283,725.6 km
| 高速自動車国道 | 9,286.2 km |
| 一般国道 | 66,416.1 km |
| 都道府県道 | 142,942.2 km |
| 市町村道 | 1,065,081.1 km |
| 合計 | 1,283,725.6 km |
*国土交通省 ホームページより
実延長というのは登記上の延長で、未供用や登記上の道路が地図上で重複していたり海や湖沼上の走行できないなどの部分を除くと1,229,238.5 km。
もはや実演長の比較対象が見つからないので地球規模で言いますと、32周になるそうです。
長さよりも100m単位まで確認できていることの方がすごいと思うのは私だけでしょうか。
総延長の8割以上が市町村道なのは、路地という路地を網羅しているわけですから当然なのですが、高速道路が9千Kmもあるんだって思った後にこの数字を見ると、高速道路ってそんなもんかって思えてくるのが不思議です。
私道?

私道。読んで字の如く 「わたくしの道」。基本的に道路法適用外なわけですが、
完全になんでもありかといえばそんなことはなく、民法的にも一般道と同じくらいの考えを持っていないと色々とトラブルがあるようです。
それはさておき、
道路交通法第2条では、道路とは「道路法、道路運送法に規定する道路などの他、一般交通の用に供するその他の場所」とあります。その他 とは実際の使用状況において公共性が高いかどうかが判断基準になるようです。わかりにくいので有名な例を出すと、神奈川県にある「箱根ターンパイク」という有料道路があります。
あれ私道なの⁉︎とお思いの方も多いと思いますが、「箱根ターンパイク株式会社」という公的ではない機関の道路なので、れっきとした私道。
NEXCO中日本のグループ会社なので微妙ではありますが・・。
そもそも私道ではあるが、不特定多数の一般車両が通ることを前提としているので、「みなし公道」とされていて、道路交通標識もありますし、警察による取り締まりもある、ということなんですね。
要するに、自分の土地に道を作ってみんなが普通に走れるようにすればそこは「みなし」公道になる、ということですが。そんな面倒くさいことをする方はなかなかいないとは思いますが。
英語とイメージ

英語では道路といえば“ロード”が一般的なようです。なんとなく無機質な感じがしますよね。
おしゃれな言い方でストリートなんて言いますね。原宿とか表参道とか、なんとも華やかな感じを連想させます。都市部の「~通り」のイメージで使われるようです。
主要な道は「ハイウェイ」並木道は「アベニュー」、路地は「アーリー」など英語でも道にはたくさんの表現があります。
あまり馴染みのないのが、ウェイ(way)。 ゴーイングマイウェイ なんて言いうと、あー、と思っていただけるのでは。 方向や方向を表す言葉でして「マイウェイ」 というと高年代の方は布施明さんを歌いたくなったりするのではないかと。
道

道 という言葉は非常に多くの意味を持っていると思います。
「道」の本来の意味は「事物の本質や人の生き方の根底を表す」ようでして、
先ほどのウェイで分かる通り情緒的なものを含むのは必然のようです。
華道、書道、柔道、並べて見れば本質を追求するのが道のようですね。
歌繋がりで続ければ
ロードといえば THE虎舞竜さん。寂しい冬の道の上で過去の思い出を辿る。
EXILEさんは 「道」で
《ゆっくりと歩き出そう / この道未来へ続く / さよなら 泣かないで》
と未来を紡いでいます
歌詞ではないですが、「道」というアントニオ猪木さんの詩があります。
猪木さんが引退記念スピーチで披露した詩でして、高年代ではご存知な方も多いかと。
「この道をゆけばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ 行けばわかるさ」と。
アントニオ猪木さんの人生と闘魂を伝える内容となっていますが、不安でも踏み出していけば道は開けるという応援歌になっています。猪木さんみたいな不屈の方に背中を押されたら前向きになれる気がします。
どこへ行くにしても必要な 道。皆さんはどんな道をお進みでしょうか。

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